抄録
『メルコ管理会計研究』(MJMAR)編集委員会の委員・委員長補佐が集って2020年8月に開催した査読制度についての座談会(本誌第13号-Ⅰ所収)では,日本の管理会計研究者が査読制度についての理解を深めるための一助として,査読制度の歴史とそのあるべき姿を巡って議論を行なった。本座談会はその第2弾として,査読制度を運用する立場にある編集委員・委員長補佐が,本誌の刊行母体である牧誠財団および本誌のミッションを踏まえて,査読に関わる問題点や改善点,読者や投稿者のために目指すべき査読のありようについて検討した。下記にその模様をお伝えする。