マテリアルライフ
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ポリエチレンフィルムによる人工促進暴露装置の比較実験
渡辺 寧
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1996 年 8 巻 2 号 p. 101-104

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抄録
マテリアルライフ学会の高分子及び着色材料耐候性研究会で行った人工促進暴露装置の特性を把握するためのラウンドロビンテストでポリエチレンフィルムのカルボニルインデックス及びカルボニル生成速度を研究した.標準試料においては暴露時間とカルボニルインデックスの間に明瞭な直線関係が認められたが, 試料によっては直線関係が得られないものがある.光源別のカルボニル生成速度, ブラックパネル温度と槽内温度とカルボニル生成速度を測定し, その結果を整理した.カルボニル生成速度の活性化エネルギーは40kJ/molであった
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© マテリアルライフ学会
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