宮崎県総合博物館研究紀要
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特別展「ティラノサウルス博2025 ~命名120 周年! 超肉食恐竜の進化の謎にせまる~」の来場者アンケートにみる展示効果
福島 佑一赤崎 広志
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研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2026 年 46 巻 p. 47-65

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抄録
本論では,来場者アンケート調査とレファレンス対応の記録にもとづき,特別展『ティラノサウルス博2025 ~命名120周年!超肉食恐竜の進化の謎にせまる~』が来場者に与えた効果を検討する.結果として,ティラノサウルス類の進化と生態に焦点をあてた展示構成が,来場者の理解と関心を効果的に高めたことが明らかになった.ティラノサウルス幼体・亜成体・成体の全身復元骨格の並列展示は成長段階について,部位ごとの骨格標本は形態的特徴や機能についての理解を促進した.ハンズオン展示は低年齢層からの人気が高く,「キッズパネル」は幅広い年齢層から好評を得た.全体として,本展は「ティラノサウルスの最新像,古生物学・地質学的研究によって自然史を解明することの意義を伝え,地域の自然に対する興味関心を喚起する」という目的を果たした.
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