Papers in Meteorology and Geophysics
Online ISSN : 1880-6643
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原著論文
帰納的推論によるマグニチュードの予測手法
内陸地震発生パターンに基づくテストケース
前田 憲二
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1988 年 39 巻 4 号 p. 135-147

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抄録
 与えられた情報からその本質を計算機に学習させる帰納的学習法の1つに決定木を用いる方法がある。ここでは予測手法としてこの方法を応用し、種々の内陸地震の発生パターンからマグニチュードを予測する決定木を作成する3つの方法を紹介し、それぞれを比較した。その結果、データにノイズがある場合を含め、負のAICを用いる方法が最も予測手法として有効であることが分かった。
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© 1988 気象庁気象研究所
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