Papers in Meteorology and Geophysics
Online ISSN : 1880-6643
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原著論文
雲仙周辺の1984年から1991年のコーダQ-1について
橋本 徹夫
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1995 年 46 巻 2 号 p. 27-33

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抄録
 1990年から始まった雲仙岳の噴火および1991年5月からの溶岩ドーム形成に先行して、千々石湾と雲仙岳周辺で群発地震が発生した。火山活動の監視指標として、1984年から1991年の地震から雲仙地域のコーダQ-1値の変動を調査した。雲仙岳山項から、それぞれ、4kmおよび40kmに位置する雲仙岳測候所と長崎海洋気象台の30Hzサンプリングの地震記録から、等方1次散乱近似を仮定して、コーダQ-1値を計算した。雲仙で観測されたコーダQ-1値は、2~3Hzの低周波部分で周波数依存性を示さず、雲仙岳周辺の非弾性的な媒質を反映していると考えられる。長崎と雲仙で観測されたコーダQ-1値、その値の分散および周波数依存性には、1984年から1991年の期間では顕著な時間変化は見られなかった。
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© 1995 気象庁気象研究所
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