日本菌学会大会講演要旨集
日本菌学会第53回大会
セッションID: C25
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大阪湾南部に残された海浜に分布する大型菌類
*佐久間 大輔丸山 健一郎大久保 雅弘
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抄録
大阪湾南部は人工護岸化が進み,自然海岸はごくわずかに残るのみである. このような状況下で残された砂浜環境およびクロマツ林に発生する菌類について調査した.調査対象地は堺市浜寺、貝塚市二色浜、泉南市樽井、阪南市せんなん里海公園および近木川河口などいくつかの箇所など、大阪市以南の大阪府下の海岸地域とした。  調査の結果、ショウロRhizopogon rubescensを3箇所、ナガエノホコリタケTulostoma fimbriatum var. campestreを2箇所で確認することができた。また、今回発生は確認できなかったが、スナジホウライタケMarasmiellus mesosprusも1箇所で確認している。これら3種のうち、ショウロは埋め立て地に植栽されたクロマツ上にも発生しているのに対し、スナジホウライタケはコウボウムギなどの海浜植生を必要としており、より発生環境が限定されている。浜寺公園のクロマツ林ではコツブタケなどの発生は確認したが、文献上にかつて発生したと記録されるショウロなどは確認できなかった。
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© 2009 日本菌学会
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