アンサンブル
Online ISSN : 1884-5088
Print ISSN : 1884-6750
ISSN-L : 1884-6750
博士論文紹介
散逸粒子動力学法を用いた界面活性剤水溶液の自己組織化の解明および高効率ナノモーターシステムの設計・開発
荒井 規允
著者情報
ジャーナル フリー

2011 年 13 巻 2 号 p. 81-87

詳細
抄録

近年,精密・微細加工技術が発達し,様々な材料において分子レベルでの制御が可能となってきた.その中でもナノ流体を含んだ材料について,その物性を決める主な要因が「ソフトマターの特性」,「閉じ込め効果」,「固/液界面の特性」となるような場合に着目した.本研究では,新たなナノスケール材料の開発を目指し,いくつかの対象に対して散逸粒子動力学法を用い,静的・動的な過程について解析した.

著者関連情報
© 2011 分子シミュレーション研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top