アンサンブル
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最近の研究から
POLI2VS水モデルと和周波発生分光シミュレーション:今までの成功と未解決の問題
長谷川 太祐永田 勇樹
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2018 年 20 巻 1 号 p. 33-39

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抄録

分子動力学シミュレーションを用いた水の振動分光計算と,最新の実験のスペクトルとを併せた解析から界面における水の分子スケールでの構造が明らかになってきた.本コラムでは研究を行った動機や過程についても話を交えながら,界面分光実験と理論計算の共同研究によって水の気液界面の微視的構造についてどれだけのことを明らかにしてきたかを簡単に紹介したい.

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© 2018 分子シミュレーション学会
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