産業技術総合研究所 環境創生研究部門
2021 年 23 巻 1 号 p. 16-19
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メタダイナミクス法を組み込んだ分子動力学計算により過冷却水からの氷の形成経路を調べた.計算では,立方晶氷,六方晶と立方晶の分子配列が互い違いに並んだ積層欠陥氷,高圧力下で形成する氷VII,未だ知られていない構造の氷など複数の氷の相が出現した.メタダイナミクス法により得られる自由エネルギーランドスケープに沿って構造変化が起こると仮定し,各氷の相の形成経路を考察した.
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