浙江大学 化学科
岡山大学 異分野基礎科学研究所
2021 年 23 巻 1 号 p. 20-24
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本研究は,分子動力学計算を用いて,カーボンナノチューブ(疎水性の擬一次元空間)に閉じ込められた水が加圧により変化する様子を調査する.低圧で形成されるアイスナノチューブに徐々に圧力を加えると,幾つかの相を経て,超高圧下では酸素位置が最密充填構造となり,同時に各水分子が容易に回転できるプラスチック氷相が出現する事を報告する[1].
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