慶應義塾大学 理工学部 化学科
2023 年 25 巻 1 号 p. 41-45
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反応経路自動探索の計算手法の一つである人工力誘起反応(AFIR)法は,ポテンシャルエネルギー曲面(PES)上の安定構造や遷移状態,2 つのPES 間の交差曲面内の安定構造の自動探索を可能にし,様々な化学反応,触媒反応,酵素反応,表面反応,光反応,光機能性材料の理解の深化に大きく貢献してきた.本稿ではAFIR 法の概略や使い方を概説すると共に,複雑な反応座標を持つ不斉触媒反応系への応用例を紹介する.
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