慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 慶應義塾大学 WPI-Bio2Q
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 基礎理工学専攻
2023 年 25 巻 3 号 p. 211-217
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近年,組合せ最適化問題の良解を探索する専用ハードウェアとして,量子アニーリングマシンをはじめとしたイジングマシンが注目を集めている.イジングマシンに直接入力することが不可能な大規模な組合せ最適化問題に対し,イジングマシンを活用するためのアルゴリズムは近年活発に研究されている.本原稿では,比較的新しい2 種類の変数固定アルゴリズムに着目し,その方法について解説した.今後,これらのアルゴリズムが更に洗練されることにより,イジングマシンがより活用しやすい計算技術となると期待される.
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