明治大学農学部
2018 年 68 巻 1 号 p. 55-57
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アミノアシルtRNA合成酵素(aaRS)は,20種類のアミノ酸と正しいtRNAとを結合させるアミノアシル化反応を触媒し,遺伝子のタンパク質への翻訳において重要な役割を担っている.近年,ヒトを含めた高等真核生物において,aaRSに本来のtRNAのアミノアシル化とは関係のない第二の機能が様々に存在していることが明らかになってきた.aaRSの二次機能とマイコトキシンの関連を示す論文が最近発表されたので,以下にその内容を紹介する.
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