順天堂大学膠原病内科
2011 年 100 巻 10 号 p. 2942-2947
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シクロスポリンはカルシニューリンの脱リン酸化酵素活性阻害を介してT細胞の抗原特異的活性化を抑制する薬品でありタクロリムスと同じカルシニューリン阻害薬に属する.膠原病・リウマチ性疾患の難治性病態に広く臨床応用されてきたが,本邦では保険適応となっている対象疾患は少ない.多くの免疫抑制薬が開発され臨床応用された今,この薬剤の特徴を理解することが適応拡大の可能性を広げる.
日本内科学会会誌
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