川崎医科大学総合内科学1
2012 年 101 巻 11 号 p. 3123-3128
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市中肺炎(CAP)診療において考慮すべき病原微生物は肺炎球菌と非定型病原体であり,欧米の肺炎ガイドラインでは作成当初から両者をカバーする抗菌薬の選択を推奨し,現在もその考え方が踏襲されている.一方,市中で発症するものの医療・介護関連肺炎(NHCAP)では,マイコプラズマの関与は低い.マイコプラズマ肺炎は非定型肺炎の中でも最も頻度が高く,実地医療ではマクロライド耐性株を含めマイコプラズマを認識する必要がある.
日本内科学会会誌
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