松江赤十字病院血液免疫腎臓内科
2012 年 101 巻 3 号 p. 776-778
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偽痛風は日常よく遭遇する高齢者に発症する代謝性疾患である.症例は66歳女性で,約3カ月の間に2度の偽痛風による発作があり血液検査で比較的高カルシウム血症があり,骨粗鬆症のため投与されていたビタミンD製剤とビスフォスフォネート製剤のリセドロネートを投与していたため,ビタミンD製剤による高カルシウム血症が原因の二次性偽痛風と診断し,ビタミンD製剤を中止しリセドロネートのみ継続しその後の短期の再発はない.
日本内科学会会誌
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