岡山県環境保健センター
2013 年 102 巻 11 号 p. 2846-2853
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2011年に中国で初めて確認された新たなダニ媒介性感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が2013年1月に我が国でも確認された.死亡率が高く,根本的な治療法やワクチンがないことから大きな問題となっている.疫学や病態,保有マダニの種類や分布など自然界での存在様式についてもまだ不明な点が多いが,ここでは話題のSFTSについての概略ならびに現状とその対処法について述べた.
日本内科学会会誌
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