日本内科学会雑誌
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II.各論
6.血栓症・血栓性素因の臨床検査
小嶋 哲人
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2013 年 102 巻 12 号 p. 3147-3153

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抄録

血栓症は欧米白人に多い疾患とされてきたが,近年日本人にも少なくないことがわかってきている.日本人にもみられる血栓性素因としてアンチトロンビン(AT),プロテインC(PC),プロテインS(PS)の欠乏症や分子異常症があるが,本稿では,これらAT, PC, PSの活性値や抗原量の従来から用いられている臨床検査法とともに,新しい血栓性素因・アンチトロンビンレジスタンスの臨床検査法の開発について概説する.

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© 2013 一般社団法人 日本内科学会
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