東北大学病院糖尿病代謝科
2013 年 102 巻 4 号 p. 895-901
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内臓脂肪蓄積は,アディポカイン分泌異常などを介して糖尿病をはじめとする種々の代謝異常を引き起こし,肥満症の病態の基盤となる.糖尿病発症は肥満の程度に比例し,体重減少によって糖尿病の改善が認められる.欧米人と異なり,日本人は軽度の肥満でも糖尿病を発症しやすいことから,早い段階からの介入が有効である.肥満2型糖尿病の治療には,体重増加抑制作用を有するメトホルミンやインクレチン関連薬が有用である.
日本内科学会会誌
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