筑波大学陽子線医学利用研究センター
2014 年 103 巻 1 号 p. 116-122
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肝がんの放射線治療は,近年,多くの技術的進歩を遂げてきた.その歴史は,いかに正常の肝組織への不必要な照射線量を抑えて,病巣への照射線量を高めるかといった課題に対しての挑戦であった.現在では,3次元原体照射や体幹部定位放射線治療に代表されるX線治療,陽子線や炭素線を使った粒子線治療の出現により,放射線治療は肝がんの局所治療の安全かつ有効な一つの選択肢としてあげられるようになってきた.
日本内科学会会誌
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