NTT東日本関東病院放射線部
2014 年 103 巻 1 号 p. 61-69
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肝細胞特異性造影剤の臨床導入と,撮像法の進歩による空間分解能・コントラスト・脂肪定量の向上とによって,肝がんの診断におけるMRIの役割は更に高まっている.肝細胞特異性造影剤は古典的肝細胞癌の診断能向上のみならず従来困難であった早期肝細胞癌検出を実現し,肝細胞癌患者や高危険群の診療体制を変革した.しかし検出感度は向上したものの,質的診断上の特異度については課題も残っており今後の検討が必要である.
日本内科学会会誌
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