日本内科学会雑誌
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III.諸外国と他領域にみる技術評価の考え方
1.米国のRBRVSにみる医師技術料評価の考え方
田倉 智之
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2014 年 103 巻 12 号 p. 2899-2906

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抄録

米国の医師技術料は,技術やストレスをも包含する提供負荷(relative value unit:RVU)と資源消費をベースとしたRBRVで論じられてきた.これは,技術提供に伴う医療資源消費をRVS(relative value scale)という総合指数で規定する.その算定には,主な18診療科で多くの専門医師が関与し,領域横断的なコンセンサスが形成される一方で,技術特性間の調整と多様な診察の分類が課題として挙げられた.今後の医師技術評価は,提供者の視点が中心のRBRV方式に加え,患者や国民等の享受者や負担者の立場によるアウトカム評価も望まれる.

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© 2014 一般社団法人 日本内科学会
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