帝京大学内科学講座
2014 年 103 巻 5 号 p. 1061-1067
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AKIの概念が導入され,この10年間に国際的にRIFLE,AKIN,KDIGO診断基準・分類が提唱された.これらは,臨床的に使用可能な検査法でAKIを定義し,予後予測のための重症度分類を提案している.各基準・分類に基づきAKIの頻度が報告され,予後予測に関する妥当性が検証され比較検討されている.今後,運用上の問題解決をはかるとともに,早期診断と疫学研究に基づくAKIの予後改善に向けた取り組みが期待される.
日本内科学会会誌
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