日本内科学会雑誌
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I.診断・病態解明における最近のトピックス
1.内分泌疾患に続発する肥満症
柳瀬 敏彦野見山 崇田邉 真紀人
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2015 年 104 巻 4 号 p. 690-696

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抄録

内分泌性肥満症は,Cushing症候群のようにコルチゾールの過剰分泌に起因するものや甲状腺ホルモン,成長ホルモン,性ホルモンの分泌不全症のようにホルモン欠落によって生じるものまで様々である.その多くはインスリン抵抗性を基盤とするメタボリックシンドローム(MetS)様病態を呈し,動脈硬化症の発症リスクとなる.可逆性の二次性肥満症であることから早期発見・早期加療が重要である

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© 2015 一般社団法人 日本内科学会
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