日本内科学会雑誌
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II. 治療における最近のトピックス
2.運動療法と行動・心理療法
加隈 哲也
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2015 年 104 巻 4 号 p. 730-734

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抄録

一般的に,肥満者には運動習慣がないといわれている.それ以前に,肥満者は2時間長く座っているという.肥満症治療として運動療法が重要であることは間違いないが,その継続的な遂行は必ずしも容易ではない.健康増進を目的とした身体活動量の増加には,朝日を浴びながらのゆったりとした散歩を心がけてみたい.運動療法という言葉にとらわれずに,明日からでも可能なことから始めることが重要である.

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© 2015 一般社団法人 日本内科学会
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