厚木市立病院内科
2015 年 104 巻 5 号 p. 960-966
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慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)では,エリスロポエチン欠乏を主因として貧血をしばしば合併する.また,鉄の代謝に影響を与える要因が多く,その利用効率を低下させることでヘモグロビン合成は阻害される.赤血球造血刺激因子(erythropoiesis stimulating agent:ESA)療法の進歩により,CKDに伴う貧血治療は大きく前進したが,目標Hb値の設定や鉄補充療法についてはまだ課題も多い.
日本内科学会会誌
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