日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科
日本医科大学大学院頭頸部・感覚器科学
2016 年 105 巻 10 号 p. 1935-1941
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One airway one diseaseの基本概念によると,耳鼻咽喉科領域におけるアレルギー性鼻炎は,下気道の喘息と臨床的,病態論的に相互に関連して総合的に扱われることが一般的となっている.アレルギー性鼻炎に対する早期治療は,喘息などのアトピー疾患全般によい影響をもたらす.近年,難治性好酸球性である好酸球性副鼻腔炎とアスピリン喘息などの非アトピー型喘息との合併もこの概念に含める傾向がある.
日本内科学会会誌
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