広島大学大学院医歯薬保健学研究院皮膚科学
2016 年 105 巻 10 号 p. 1942-1951
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
アレルギーの関与する皮膚疾患でも原因抗原の回避と症状の制御が必要であるが,特定の外来抗原によるアレルギー性の蕁麻疹,接触皮膚炎,ラテックスアレルギーでは原因抗原の同定と回避が,アトピー性皮膚炎,特発性の蕁麻疹では薬物治療による症状の制御がより重症である.また,具体的な治療目標は疾患ないし病型によって異なり,個々の症例と場面ごとの課題と専門医に送るタイミングを正しく理解しておくことが必要である.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら