永寿総合病院呼吸器内科
慶應義塾大学医学部感染制御センター
亀田総合病院臨床検査部
2018 年 107 巻 10 号 p. 2162-2169
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40代,女性.健康診断の胸部X線撮影で胸部異常陰影を指摘された.胸部CT(computed tomography)では,右上葉に粒状影を伴う空洞性病変を認めた.気管支洗浄液培養のコロニーに対して,16S rRNA解析を施行した.これにより,Actinomyces odontolyticusと同定し,肺放線菌症と診断した.歯科治療とともに,β―ラクタム系抗菌薬による治療を開始した.
日本内科学会会誌
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