深谷赤十字病院内科
2018 年 107 巻 6 号 p. 1090-1094
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44歳,女性.持続する発熱と血小板減少で当院を紹介され,入院した.東南アジアへの渡航歴があり,蚊媒介性ウイルス感染症が疑われた.横紋筋融解症を発症し,精査にてデング熱と確定診断した後に,高度肝機能障害を呈する重症型デング熱に進行した.デング熱に横紋筋融解症を合併することは稀である.重症型デング熱は,早期診断のうえで適切な輸液を行うことが救命率の向上に最も重要である.
日本内科学会会誌
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