日本内科学会雑誌
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V.浸透圧性下剤
鳥居 明
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2019 年 108 巻 1 号 p. 36-39

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抄録

浸透圧性下剤は,機械的下剤の一種で,最も一般的に使用されている下剤である.浸透圧勾配を利用し,腸内で水分分泌を引き起こすことで便を軟化させ,排便回数を増加させる.塩類下剤,糖類下剤,その他のポリエチレングリコール(polyethylene glycol:PEG)に分類される.塩類下剤である酸化マグネシウム(MgO)は最も高頻度に使用されているが,腎機能障害がある場合には,高マグネシウム血症の発生に注意が必要である.

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© 2019 一般社団法人 日本内科学会
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