東京大学大学院医学系研究科内科学専攻アレルギー・リウマチ学
2021 年 110 巻 10 号 p. 2189-2195
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特発性炎症性筋疾患(idiopathic inflammatory myopathy:IIM)は,自己免疫病態により,筋炎,及び筋外病変として皮膚,肺,心臓等多臓器障害を生じる疾患群である.IIMに関連した自己抗体の同定や,病理学的研究の集約に加えて,遺伝学的な研究結果を踏まえたIIMの病型分類・分類基準の策定が試みられている.治療については,重症・治療抵抗性病態に対する免疫抑制薬,生物学的製剤の臨床研究が進行している.
日本内科学会会誌
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