千葉大学大学院医学研究院整形外科学
2021 年 110 巻 12 号 p. 2515-2523
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腰痛疾患にはさまざまな疾患が含まれる.診断にあたっては,重篤な脊椎疾患の合併が疑われる,神経症状(下肢痛)を伴う,非特異的な腰痛(特に画像診断しても異常のないもの)の3つに大別される.重篤な脊椎疾患として腫瘍,炎症,骨折があり,神経症状を伴うものとして腰椎椎間板ヘルニア,腰部脊柱管狭窄症,非特異的な腰痛として筋性,姿勢性等が挙げられる.本稿では,それらの診断方法,治療法に関して述べる.
日本内科学会会誌
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