東京足立病院精神科
東京足立病院精神科 日本大学精神医学系
東京足立病院内科
2021 年 110 巻 4 号 p. 753-760
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睡眠障害は,糖尿病において高頻度でみられる併発症である.睡眠が障害されると,自律神経系の機能を介し血糖コントロールに悪影響を及ぼす.睡眠障害によるQOL(quality of life)低下は積極的な治療アドヒアランスを低下させ得る.本稿では,糖尿病と睡眠の関連について述べ,糖尿病で多く併発する睡眠障害として,不眠症,閉塞性睡眠時無呼吸,レストレスレッグス症候群を取り上げ,併発機序について考え,診療のポイントをまとめた.
日本内科学会会誌
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