日本医科大学循環器内科
2022 年 111 巻 2 号 p. 248-254
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心不全患者において,ジギタリスは洞調律では強心作用を,心房細動(atrial fibrillation:AF)ではレートコントロールを目的に使用されることが多い.いずれも血中濃度の有効治療域は狭く,薬物治療モニタリングが必須である.近年,心不全を合併したAFのレートコントロールに対する長期的なジギタリスの有益性は低く考えられている.一方,カテーテルアブレーション等の有効性は多数報告されており,心不全を合併したAF管理の最新の知見も紹介する.
日本内科学会会誌
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