千葉大学医学部附属病院腫瘍内科
2023 年 112 巻 6 号 p. 955-960
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肺癌患者のCOVID-19感染/重症化/死亡リスクについては様々な報告があるが,必ずしも一定せず,肺癌の重症度,治療内容などが影響する可能性がある.ワクチン接種を含む感染予防策は有効であり,感染蔓延下でも標準治療を提供することが重要である.検診受診の抑制は新規治療数の減少をもたらしており,今後の進行肺癌患者増加が懸念される.医療逼迫により終末期医療の一部は大きく損なわれ,今後の課題として残された.
日本内科学会会誌
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