秋田大学大学院医学系研究科総合診療・検査診断学講座
2024 年 113 巻 10 号 p. 1908-1914
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喘息と鼻副鼻腔炎は上下気道の炎症疾患として関連が深く,相互に影響を及ぼし合っている.この10年ほどの間の慢性鼻副鼻腔炎の病態解明や臨床の進歩は著しいものがある.特に好酸球性鼻副鼻腔炎の診断や治療が確立したこと,生物学的製剤の応用は内科医としてもアップデートすべき点と思われる.本稿では,内科医が喘息を診療する上で知っておきたい鼻副鼻腔炎の併存について,特に関連の深い慢性鼻副鼻腔炎を中心に解説する.
日本内科学会会誌
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