日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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I. 救急医療システム
4. 救命救急センターにおける内科医の役割
森田 大
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2006 年 95 巻 12 号 p. 2414-2418

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抄録
救急医療体制の見直しが進められるさなか, 救命救急センターが外傷救急主体から脱皮し包括的な救急医療を担うには, 内科医がもつ多岐にわたる医学知識, 注意深い観察力・判断力が救命医療の中に求められる. 内科医の努力次第で, 自施設の医療活動の質を変えることが可能である. 院内の役割だけでなく, 院外の救急に関わる社会事象にも眼を向けながら, 救命医療に携わる内科医が増えることを期待する.
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© 2006 一般社団法人 日本内科学会
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