独立行政法人 労働者健康福祉機構長崎労災病院
2006 年 95 巻 2 号 p. 314-319
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QT延長症候群の臨床について最近の知見と治療について述べた. 特に遺伝子解析の進歩により, 本疾患の異常が遺伝子レベルから明らかにされた. 従来からの臨床所見や治療方法について病気の本態から考えて, 合理的な説明がなされることが可能になった. 特に頻度が多いLQT1-3はT波形態から推測もされており, タイプ別の日常生活における用心すべき行動や治療の選択にも参考になる. 一般にはβ遮断薬が第一選択薬である.
日本内科学会会誌
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