済生会呉病院内科
2007 年 96 巻 1 号 p. 41-46
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合併症のない患者のリスクの層別化は血圧値による.生活習慣の修正を指導した後,降圧が不十分であれば降圧薬を使用するが,降圧薬の選択にあたっての制約はない.初期治療を開始するにあたりカルシウム拮抗薬,アンジオテンシンII受容体拮抗薬,利尿薬,β遮断薬,α1遮断薬から1剤を選択する,または適切な少量2剤の併用を考慮する.厳格かつ24時間にわたる降圧を得るため,家庭血圧の評価も重要であり,早朝高血圧や仮面高血圧などに留意する.
日本内科学会会誌
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