大阪赤十字病院消化器科
2007 年 96 巻 12 号 p. 2801-2803
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症例は24歳女性.主訴は腹痛,体重減少.血中クラミジア抗体IgG,IgAが陽性でありFitz-Hugh-Curtis症候群が疑われ,腹腔鏡検査を行ったところ,カーテン状線維組織と多数の白色小結節が見られた.採取組織の病理所見が結核性腹膜炎を示唆するものであったため抗結核療法を行ったところ症状改善した.特徴的な腹腔鏡所見を呈した結核性腹膜炎を経験したので報告する.
日本内科学会会誌
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