日本内科学会雑誌
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V.院内感染対策からみた特殊病態患者の管理
2.血管内カテーテル留置例
青木 洋介永田 正喜福岡 麻美長澤 浩平
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2008 年 97 巻 11 号 p. 2730-2736

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抄録

血管内カテーテル留置に伴う感染症には,皮膚感染症,血流感染,化膿性静脈炎,播種性膿瘍など多彩な病態が含まれる.中心静脈カテーテル留置はこれらの感染症の発症リスクが特に大きいため,頻度の高い病原微生物や合併する各種感染症を疑う臨床像について認識しておくことが重要である.留置カテーテルの取り扱いに際しては,カテーテル関連血流感染防止を目的とした適正なケア手順および内容についての正しい理解が必要である.

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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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