旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野
2008 年 97 巻 6 号 p. 1315-1317
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症例は66歳,男性.皮膚筋炎を発症しプレドニゾロン60mg/日投与にて軽快していたが,溶血性貧血,血小板減少を認めTTPの併発と診断.血漿交換療法および抗血小板療法を施行するも改善せず,ビンクリスチン投与にて血小板数は正常化した.皮膚筋炎の症例に進行性の血小板減少がみられた場合はTTPを併発している可能性も念頭において速やかに精査,加療することが重要であると考えられた.
日本内科学会会誌
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