日本内科学会雑誌
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II.診断へのアプローチ
4.染色体・遺伝子検査
野村 憲一
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2008 年 97 巻 7 号 p. 1561-1567

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抄録

染色体・遺伝子検査は,悪性リンパ腫の診断に有用である.遺伝子検査は,良悪性の鑑別に用いる.免疫グロブリン遺伝子,あるいはT細胞レセプター遺伝子の再構成はサザンブロッティングで検出する.染色体異常は,組織診断に重要なエビデンスとなる.染色体解析は,通常,G染色法で行う.SKYやFISHを併用することで,より詳細な情報を得ることも可能である.染色体・遺伝子検査は,治療法の選択や予後の推定にも有用である.

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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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