日本内科学会雑誌
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III.病態と治療
6.末梢性T細胞リンパ腫
佐藤 一也鳥本 悦宏高後 裕
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2008 年 97 巻 7 号 p. 1611-1619

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抄録
末梢性T細胞リンパ腫は,リンパ腫の約10%を占める不均一な疾患単位の非Hodgkin T細胞性リンパ腫であり,病因も不明な点が多い.標準的治療法が未確立で,初回治療としてはCHOP療法等が選択されるが,治療効果は不十分で予後不良である.自家,同種造血幹細胞移植も行われるが有用性は明らかではない.生命予後の改善のためには,今後モノクローナル抗体等の新規治療法との併用治療も含めて,標準的治療法の確立が望まれる.
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© 2008 一般社団法人 日本内科学会
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