鹿児島市立病院内科
2009 年 98 巻 1 号 p. 144-146
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症例は64歳,男性.野生の鶏のレバーを生で摂取した.その後微熱が出現し,肺好酸球増多症を認めた.抗寄生虫抗体検査を行い,ブタ蛔虫症と診断した.Albendazoleの内服により軽快した.寄生虫疾患は衛生環境の改善により減少傾向にあったが,生肉の摂取,有機栽培などの近年の食生活の変化があり,今もなお忘れてはならない疾患の一つである.
日本内科学会会誌
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