日本内科学会雑誌
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IV.潰瘍性大腸炎の管理・治療
2.潰瘍性大腸炎に対する血球成分吸着除去療法
鈴木 康夫
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2009 年 98 巻 1 号 p. 61-67

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抄録

血球成分吸着除去療法(CAP)は,活動期潰瘍性大腸炎における新たな治療法としてステロイド抵抗症例の寛解導入を可能にすると同時にステロイドの減量も可能にすることが示されている.さらには,ステロイド投与を行わずCAP単独でも寛解導入を可能にすることが示され,副作用発現の危険性が高いステロイド投与を回避する治療法も可能になってきた.CAPの実施に際して症例の適応基準や運用方法を工夫することによって,有効性を一層向上させることが可能と思われた.

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© 2009 一般社団法人 日本内科学会
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