日本内科学会雑誌
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IV.潰瘍性大腸炎の管理・治療
1.潰瘍性大腸炎の内科治療
長堀 正和渡辺 守
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2009 年 98 巻 1 号 p. 54-60

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抄録

5-アミノサリチル酸製剤は,軽症および中等症に対して内服,坐剤,注腸薬として投与される.無効例では副腎皮質ステロイド剤の内服,特に重症例では入院のうえ静脈投与が行われる.免疫抑制剤はステロイド無効例や離脱困難な症例に投与される.ステロイド静注療法の無効な重症例においては手術ではなく,シクロスポリンの持続静注療法が行われることもある.血球除去療法はステロイド不応例や投与困難例(骨粗鬆症合併例など)に対し,緩解導入目的にて広く行われている.

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© 2009 一般社団法人 日本内科学会
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