徳島大学腎臓内科
2009 年 98 巻 5 号 p. 1048-1054
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糖尿病患者がネフローゼ症候群を呈するようになると,すでに腎機能低下が進行していることが多く,通常は,末期腎不全へ急速に進行する.したがって,microangiopathyとしての腎症だけでなく,併存するmacroangiopathyの管理が欠かせず,病態を十分に把握したのち,適切な治療が必要である.近年,集約的な治療によりネフローゼ症候群であっても,その進展を抑制する可能性が見出されつつある.
日本内科学会会誌
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