社会保険小倉記念病院血液内科
2009 年 98 巻 8 号 p. 1987-1989
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症例は82歳,男性.2003年にヘアリー細胞白血病(HCL)と診断.クラドリビン(2CdA)による治療を5コース実施するも効果は一過性であった.治療抵抗性HCLに対して,腫瘍細胞が著増していたため2CdAによるcytoreductionの後,リツキシマブを投与した.軽度のinfusion reaction(IR)を認めたが,腫瘍細胞は著明に抑制され脾腫も改善し,同治療の治療抵抗性HCLに対する有効性が示唆された.
日本内科学会会誌
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